3連休
楽しみにしていた3連休が終わる・・・。

お「さみしいにゃ~」せ「さみしいねぇ~」
連休の2日目の日曜日、上野の国立博物館へ「特別展 長谷川等伯」を見に。
深夜の3時くらいには「今、外に出たら命の保証は無いだろうな」と思うくらいの風が吹き、
朝は中央線や京浜東北線、埼京線もとまっているありさまで。どうなるかと思いました。
10時半過ぎの上野公園は早咲きの桜の木が何本かあり、楽しませて頂きました^^

そしていよいよ、国立博物館平成館へ!
平日ですら「60分待ち」週末だと「100分待ち」「110分待ち」とツイッターなどでもつぶやかれていたので、
会期末の日曜日どうなるかと思っていましたが、朝の強風騒ぎのおかげか40分待ちですみました♪
↓結構並んでいますが、意外にすんなり入れました^^

中の展覧ですが、
等伯という画家はとにかく天才だった・・・としか言えないと思いました。
仏絵、金碧画、水墨画・・・さまざまな時代にさまざまなスタイルの絵を手がけていますが、
どれもすばらしい完成度、そして彼のアイデアによるアレンジのすばらしさ。
能登から京都に移り住んでから京都の画壇に登場する前の十数年間、さまざまな絵の修行をしていたとされていますが、その時の修行と彼の才能がこのような形で絵に表されたのだとそう思います。
面白いなと思った絵の1つが「竹林猿猴図屏風」(ちくりんえんこうずびょうぶ)
何も知らずにこの絵を見た瞬間「え?これ牧谿の猿じゃないか!」とびっくりしました。
よくよく解説を聞いてみると、等伯は牧谿の絵もかなり勉強したようです。
「竹林猿猴図屏風」は牧谿の「観音猿鶴図」を模したものとのことですが、元絵は猿の母子が寒さをしのぐ様子を描いているのに対し、等伯はそこに父猿の絵を描き足しているとのこと。そうすることで猿の家族の優しさを表しているのではないかと・・・。
そして右端の竹林には元絵にいた鶴がいません。
家族を求めてさまよう鶴を敢えてはずしたのではないか・・・とのこと。
右腕として頼りにしていた長男を亡くし、妻も自分より早くに亡くした等伯の家族への思いが表れているのかもしれません。
能登の時代、仏絵師として活躍し、自らも日蓮宗の熱心な信者であったことと
京都に上ってからは大徳寺と深い親交があったこともあり、
絵のテーマには仏陀や中国の賢人たちを扱ったものも多く、見ているだけでも非常に勉強になりました。
そして墨の魔術師という言葉がぴったりの水墨画。
「描かずして描く」という国宝「松林図屏風」。しばし、時を忘れてたたずみました。
とにかく見るもの見るものが興味深く、時に圧倒され、時に等伯の悲しみを感じ、時に現代に通じる
モダンさも感じ。
何とか最後に見にくることができて本当に良かった!と思いました。
外に出ると更に休日の春の陽光。
しだれざくらが風に揺れていました。(おかげで写真、ブレました^^;)

連休は、大日本茶道学会の本部稽古にはじまり、
着物の展示会(何も買いませんでした)、
日曜日は長谷川等伯展、宇都宮へのお墓参り
とにかく毎日、朝早くから動き回り意外にハードなスケジュールでした。
今日はまったりしようとしていたのですが、本棚の整理をしてしまい、これまたクタクタ^^;
連休の最後におたまのサービスショットを♪


お「さみしいにゃ~」せ「さみしいねぇ~」
連休の2日目の日曜日、上野の国立博物館へ「特別展 長谷川等伯」を見に。
深夜の3時くらいには「今、外に出たら命の保証は無いだろうな」と思うくらいの風が吹き、
朝は中央線や京浜東北線、埼京線もとまっているありさまで。どうなるかと思いました。
10時半過ぎの上野公園は早咲きの桜の木が何本かあり、楽しませて頂きました^^

そしていよいよ、国立博物館平成館へ!
平日ですら「60分待ち」週末だと「100分待ち」「110分待ち」とツイッターなどでもつぶやかれていたので、
会期末の日曜日どうなるかと思っていましたが、朝の強風騒ぎのおかげか40分待ちですみました♪
↓結構並んでいますが、意外にすんなり入れました^^

中の展覧ですが、
等伯という画家はとにかく天才だった・・・としか言えないと思いました。
仏絵、金碧画、水墨画・・・さまざまな時代にさまざまなスタイルの絵を手がけていますが、
どれもすばらしい完成度、そして彼のアイデアによるアレンジのすばらしさ。
能登から京都に移り住んでから京都の画壇に登場する前の十数年間、さまざまな絵の修行をしていたとされていますが、その時の修行と彼の才能がこのような形で絵に表されたのだとそう思います。
面白いなと思った絵の1つが「竹林猿猴図屏風」(ちくりんえんこうずびょうぶ)
何も知らずにこの絵を見た瞬間「え?これ牧谿の猿じゃないか!」とびっくりしました。
よくよく解説を聞いてみると、等伯は牧谿の絵もかなり勉強したようです。
「竹林猿猴図屏風」は牧谿の「観音猿鶴図」を模したものとのことですが、元絵は猿の母子が寒さをしのぐ様子を描いているのに対し、等伯はそこに父猿の絵を描き足しているとのこと。そうすることで猿の家族の優しさを表しているのではないかと・・・。
そして右端の竹林には元絵にいた鶴がいません。
家族を求めてさまよう鶴を敢えてはずしたのではないか・・・とのこと。
右腕として頼りにしていた長男を亡くし、妻も自分より早くに亡くした等伯の家族への思いが表れているのかもしれません。
能登の時代、仏絵師として活躍し、自らも日蓮宗の熱心な信者であったことと
京都に上ってからは大徳寺と深い親交があったこともあり、
絵のテーマには仏陀や中国の賢人たちを扱ったものも多く、見ているだけでも非常に勉強になりました。
そして墨の魔術師という言葉がぴったりの水墨画。
「描かずして描く」という国宝「松林図屏風」。しばし、時を忘れてたたずみました。
とにかく見るもの見るものが興味深く、時に圧倒され、時に等伯の悲しみを感じ、時に現代に通じる
モダンさも感じ。
何とか最後に見にくることができて本当に良かった!と思いました。
外に出ると更に休日の春の陽光。
しだれざくらが風に揺れていました。(おかげで写真、ブレました^^;)

連休は、大日本茶道学会の本部稽古にはじまり、
着物の展示会(何も買いませんでした)、
日曜日は長谷川等伯展、宇都宮へのお墓参り
とにかく毎日、朝早くから動き回り意外にハードなスケジュールでした。
今日はまったりしようとしていたのですが、本棚の整理をしてしまい、これまたクタクタ^^;
連休の最後におたまのサービスショットを♪

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